首の圧痛点に置鍼して、静かに腕を引っ張る。最初は軽く引っ張
り、痛み具合を尋ねながら徐々に強く引く。最後には、枕から頭
が離れるところまで引き、この状態で20秒程度静止する。この
操作を数回繰り返す。



座った状態で圧痛点を確認して置鍼し、鍼の痛みが消えたら、少
しずつ動かしてもらう。置鍼の痛みが消えないときは、刺入が深
すぎるのである。運動鍼は、痛みを感じるところまで動かしても
らい、痛みを感じたらもとの位置に戻してもらう。決して痛みを
こらえて動かしてはいけない。写真は、右後ろに動かしてもらっ
ているところ。



この写真は、右下に動かしてもらっているところ。運動鍼の良さは、
1.痛みが少ない。
2.針にかかるストレスが少ない。
3.即効性がある。
などである。痛みに関しては「一発解消」の効果があるのが普通で
ある。


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